最近、ハイパーインフレ論の人に二人遭遇しました。
一人はFB繋がりの人
もう一人は、ツイッターで見かけた人(偉そうな人)
それと、ツイッターの中で
過去のハイパーインフレについてのやり取りも少ししました。
ハイパーインフレを論じる人はまーまーいますが、
その原理、理屈は難しすぎて分かりません。
正直、ヘドが出ます。(笑)
ハイパーインフレには絶対条件があります。
それは、、、
「生活必需品の不足」
です。
貨幣現象とか、国債の暴落とか、あれこれ言われますが
結局の所、生活に必要なものが揃っていれば、ハイパーインフレなんて起こりません。
生活必需品以外のものが高くなっても
車の値段が100倍になった!
仕方ないから、今の車を大事に乗るか。。。
となるだけです。
困るのは、
米がない!(1993年米騒動)
トイレットペーパーがない(1970年代のオイルショック)
というような、生活必需品が手に入らなくなるときです。
それに歯止めがかからなくなると、インフレが突き抜けます。
ですが、現代の日本では、道路はあるし、交通網もしっかりしてるし
物流は世界トップクラスだし、
という感じです。
ちょっと気になるのは
・食料安全保障(食料自給率、今38%くらい)
・エネルギー安全保障(原発動いてないからきびしい)
あたりですね。
現代の生活では、エネルギーは必需品で、
電気がないと国は成り立たなくなると思います。
安定的な電気の供給のため、とりあえずは原発の再稼働は有効な考え方だと私は思います。
だって、原発で死んだ人っています?
誰か死んだ人の話、聞きましたか?
それよりももっと人を殺しているものはたくさんあります。
現実をちゃんと見ましょう。
太陽光発電があるじゃないか!
という人もいるでしょう。
でも、知ってます?
電気って、需要に合わせて生産量をコントロールして供給しているって
太陽光発電は、生産量のコントロールができないんです。
だから、とっても使いづらいんですよね。
だから、太陽光発電は主役には絶対になれないんです。
風力もそうです、水力もそうです。
結局の所、電気を作るにはLNG、原油、原子力じゃないとコントロールしきれないんです。
そして、LNGも原油も日本では取れないので
エネルギー安全保障の面から考えると、
原子力発電が最も日本には向いています。
もちろん、脱原発、という考えもありだと思います。
でも、脱原発の前に、次世代エネルギーを開発するのが先だと思いますよ。
脱原発だけだったら、江戸時代に戻りましょう、と言っているのと一緒です。
石炭掘ります?w