こんにちは、佐藤です。
ドラえもん、ちびまる子ちゃん、クレヨンしんちゃん、サザエさんと言えば、日本の代表的アニメですね。
これらのアニメを見ていて、誰に一番共感しますか?
というお話です。
ドラえもんではのび太、ちびまる子ちゃんではまる子、クレヨンしんちゃんではしんのすけ、サザエさんでは…一家全員?
これは私の予想ですが、ドラえもんではのび太、ちびまる子ちゃんではまる子、クレヨンしんちゃんではひろし、サザエさんではサザエさんを始めマスオさん、ノリスケおじさんあたりへの共感が多いのではないでしょうか?
ドラえもん、ちびまる子ちゃんクレヨンしんちゃん、サザエさんと、全ての番組に共通していることは、主人公の家が「中の中のちょっと下」くらいの生活水準だということです。
これって、あくまで個人的な推測ですが、国民の自己肯定感を錯覚させることを目的としているんじゃないのか? って私は思っています。
大人気のテレビアニメの主人公は、自分の環境よりも同じかちょっと下?くらいに感じさせることで、「うちも悪くないな」と思わせているんだと思うんです。
そして、のび太、まる子などに共感している人は、おそらく同じような境遇で同じような感情、劣等感などを持っているのではないかと思います。
例えば、「ジャイアンに憧れるけど、共感するのはのび太だな〜」
とか
「まったくカツオは言うことを聴かないクソガキだな〜」
とか
番組を見て色々なことを思っているかと思いますし、ちょこちょこと感情が動いているかと思います。
その自分自身の共感、感情にちょっと客観的に意識を向けてみて下さい。
きっと、そこがあなたのコンフォートゾーン(居心地の良い環境)です。
ちなみに、クレヨンしんちゃんの「しんのすけ」は、ドラえもんで言うところのジャイアンです。だから、実際はあまり共感されていなくって、見世物的な存在になっているんじゃないかと思います。
サザエさんのカツオ君もそうですね。やんちゃ系は実はあまり共感されていないと思います。
日本人は、世界的に見て、テストステロンのレベルが低い方の部類の人種です。
さらに、ここ2,000年はバリバリの農耕民族です。
農耕民族の大きな特徴は、
・物を捨てない
・環境の変化に抵抗する
などです。
日本が高度経済成長期に大きく成長できたのはいくつかの要因があるかと思いますが、その内の2つは、テストステロンのレベルが低いことと農耕民族(定住民族)だったことです。
これら2つの要素が合わさることで、世界を驚かすほどのモノづくりができたと考えることができます。
あ、話がそれた。w
日本人はテストステロンのレベルが低いので穏やかで気が弱いです。
NOと言えない日本人は、実はテストステロンのレベルが低いからかもしれません。というか、低いからです。
(後で書けたらこういった話も書きますね)
テストステロンのレベルが高い人は、フェアではない取引に応じない、という特徴があります。
要は、自分が下に見られていると思ったら反発してくるわけです。
アメリカ人とかドイツ人とか、まさにこんな感じですよね。
言うこと聞きません。(笑) 自己主張しまくります。
ということで、そういった日本人の姿を表しているのが、「のび太」であり「まる子」であり「ひろし」「サザエ」「マスオ」などということです。
さて、ここに共感している限り、そのコンフォートゾーンから抜け出ることはできません。
まず大切なのは、自分の立ち位置を理解することだと思います。
自分はドラえもんで言うところの誰なのか?
それが分かったら、次は目標を設定することです。
誰に憧れていて、誰になりたいのか?
ここまで来たら、行動あるのみ!と言いたいところですが、
のび太に共感しているような人は、のび太と同じように行動力がなく昼寝が好きでマイナス感情をたくさん持っています。
ですから、自分の立ち位置を確認したら、
そこからどうやって目標へ向けて自分を動かしていくのか?
という部分について考える必要があると思います。
次回は、そんな時の救世主、「すねちゃま」こと「骨川スネ夫」について書きたいと思います。
→ 第15話:「スネ夫式下剋上」
「「のび太、まる子、しんのすけ、サザエさん一家に共感してはいけない理由」」への1件のフィードバック