「人を動かす方法」
~なんで俺の言う通りにやってくれないんだ!?
俺の、俺の、俺の言うことを聴け~
こんばんは、佐藤です。
今回は「人を動かすには?」というテーマで書いてみます。
前回は「なんで?」前々回は「思考停止」でした。
若干つながっています。
人は自分勝手な生き物。
言うことなんて聞いてくれませんよね。w
特に子供。(笑)
子供って簡単に言うことを聞いてくれませんよね?
小学校低学年でしたら素直に聞いてくれるかもしれませんが、(かわいいね~)
中学年、高学年と進むと「反発」したり「そっぽ向いたり」して聞いてくれませんね。
ムカッ、とか、イラッ、とかきますがま~そこは成長の証なので理解してやりたいところでもあります。
ちなみに、各学年の特徴ですが
1、2年生は「先生に言うからね!」「お母さんに言うからね!」
という、言いつけ世代。
3、4年生は、「だって○○ちゃんが言ってたもん」
という、口ごたえ世代。
5、6年生は、「正当な理屈を述べてくる」
という、生意気世代です。
さあ、そんな子供たちをはじめ、人を動かすにはどうしたら良いでしょうか?
子供の場合は学年ごとに多少の差はありますが、大切なのは
「その気にさせる」
ことだと私は考えています。
例えば、息子をなんとしてもサッカー選手にしたいと思ったとします。
・小さな頃から地元の名門サッカークラブに入れて、
・明けても暮れてもサッカーの生活をします。
・休日にはJリーグの試合に連れていき、
・家のテレビにはサッカーの映像しか流れていません。
・父親は子供を厳しく律しています。
・おまえは一流のサッカー選手になるんだろ?が口癖です。
いかがでしょうか?この子は素晴らしいサッカー選手になるでしょうか?
私の答えは☓です。
この場合は、親だけが「その気」で、子供は「その気ではない」です。
やる気があって取り組むことと、やる気がなくて取り組むこと、どっちが身になるでしょうか?
もちろん、やる気がある方ですよね?
大人の仕事だってそうです。
毎日毎日、仕事ってヤダな~…なんて思って取り組んでいたら成長なんてしません。老いていくだけです。
よし!やるぞ!俺は世界一整理整頓できるビジネスマンになる!なんて思って取り組んだら、面白くなりますよね。もしかしたら3年後に「デスクをキレイにする方法」なんて本を出版できちゃうかも知れません。(笑)
実は今、嫌な仕事に対する視点を少しズラしてみました。
仕事自体ではなくて、仕事に関係する「デスク」に視点をズラしたんです。リフレーミングってやつですかね。
リフレーミングは置いておいて、
やっぱりですね。ヤダな~って言う行動は良くないです。
どうせなら、ウキウキする行動をしたいところです。
では、素晴らしいサッカー選手を育てるにはどんな魔法を使えば良いのでしょうか?
・サッカーが楽しいものと思ってもらう。
・サッカーがマジ大好きと思ってもらう。
・サッカーこそ我が人生と思ってもらう。
・サッカーは地球を救うと思ってもらう。
とにかくですね、「その気」になるように仕向けていくことですね。
小さいころは、「サッカーって超楽しい~」
中学生くらいからは、「苦しくても俺には大好きなサッカーがある」
高校生からは、「俺の人生はサッカーが作ってくれた」
そして、プロになったら、「サッカーでみんなを幸せにするんだ!」
こういう風にですね。もう、全てを前向きに、本人を「その気」にさせることです。
大人は、ここに重心を置かなくてはならないと思います。ここに導いてやれるのは、大人なんです。
話を最初に戻します
「人を動かすには?」どうしたら良いのか?
それは、本人を「その気にさせる」
これです!!!
新入社員だって、その気になったらバリバリ働きます。
中堅社員だって、定年間際のオッサンもその気になったらバリバリ働きますよ。
毎日忙しい主婦だって「お母さんの唐揚げ最高!」って言ったら、嬉しくなって毎日唐揚げ作ってくれます。(毎日はいらないけどねw)
君は未来のクリスティアーノ・ロナウドだ!
君は未来の長嶋茂雄だ!(古っ!)
君は未来のジョコビッチだ!
君は未来のステファン・カリーだ!
君は未来のスティーブ・ジョブズだ!
なんでも良いけど、子供の顔見て真剣に言ってみてください。
その気になっちゃうかもしれませんよ~(笑)
そして、本当にそうなっちゃうかもしれませんよ~
ちなみにですね。
これは子供に限ったことでは全くないので、大人のみなさまも是非ご活用ください。
髪が薄くなってきたら、「俺は日本一魅力的なハゲになる!」とかね。www
※私のじいちゃんツルツルだったので私も予備軍ですw
ハゲに憧れがあります。(本気です)