昨夜の投稿を皮切りにちょいちょい書いていきます。
https://www.facebook.com/satohide.satohide/posts/10222120698271494
もし少しでも面白みを感じていただけたら嬉しく思います。
それでは、はりきってどうぞ~(SPEC有村架純風)
「おまけに心が揺らぐ人は成功できない」
何らかの商品が売られていて、売る側と買う側がいます。
書き方がかなり購入者側になっていますが、両面から見ていきましょう。
DRM、ダイレクト・レスポンス・マーケティングが流行ってからはや20年くらいでしょうか?
細かいことはどうでもいいんですが、感情マーケティングって華やかに見えますが社会をダメにしているんじゃないかと思える側面があります。
現代は消費社会。必要かどうか分からんものがたくさん売られていて、必要なさそうな人たちがたくさん買っていきます。この現象は消費促進教という宗教に基づいて行われていますが、その根底にあるのが「消費こそ正義」という変な倫理です。そしてその倫理を促進させているのが感情を揺さぶるマーケティング。
感情を揺さぶってくるからタチが悪い。
必要ないのに買ってしまうわけです。そしてフトコロは軽くなる。。。w
さて、心理学なんてものがありますが、人の心理は人によって異なります。十人十色っちゅうやつです。
感情マーケティングに揺さぶられる心も十人十色です。
全然揺さぶられない人、めっちゃ揺さぶられる人、あともう少しで買っちゃいそうな人。
色々いるわけですが、大体80%くらいの人は心揺さぶられる側の人です。
そこで飛び出す伝家の宝刀「おまけ作戦」の登場です。
今回は特別にあれも付けて、これも付けて、
ええーい、もってけドロボー
お値段も半額にしちゃるばい!!!
という謳い文句で客の心を揺さぶります。
しゃーない、買ったるわ!と言って商品を買うわけですが、そんな風にして購入した商品はまず間違いなく役に立ちませんし、使いこなせません。
結局の所、いらないものを買わされたわけだし、買ってしまったわけです。
ここで大切なことは「おまけに心揺らぐ人は要注意」ってことです。
おまけに心揺らぐ人の特徴としては
・リスクが嫌い
・行動が怖い
・判断を避けたい
・責任を取りたくない
・甲斐性がない
と言ったところです。
ここで多くの場合はこんな事を言います。
・リスクを取りなさい
・行動しなさい
・即決即断
・責任こそ成長
これらは全て問題から目をそらしているに過ぎません。
どうしてその人はリスクを取りたくなくて行動しなくて判断を避けたがり責任を取りたくない甲斐性なしなのか?という部分に全く目を向けないからです。
ここで行動心理学だの何だのが出番です。
このような場合、人の心理はこのように働きます。。。なんちゃらかんちゃらと始まります。
はい、そんなんもどうでもいいです。
親の育て方が・・・
学校の環境が・・・
友達の影響で・・・
そんなんもどうでもいいです。
答えは一言です。
「あなたはそういう人だから」です。
みんな、自分自身を現実的に見つめることができません。
自分がどんな人間かを知っていないし知ろうともしない。
昨日も書いたんですが
・どうしてスネ夫はあの身長であの声であの喋り方なの?
・悪役の親玉ってどうして声が太いの?
・ドラマに出てくるパソコン担当は小太りで食べるの大好きで気が弱くてずるい人多くない?
黒人が日本で生まれても黒人として育ちます。
日本人がアメリカで生まれても日本人として育ちます。
それと同じで、あなたはどこで生まれてどんなふうに育っても、ほぼ変化はなくあなたとして育ちます。
ですが、現代社会はあなたという「個人」をとても尊重してくれるので、生まれや育ち、思いや教育で人はどうにでもなれると信じていると思います。だけど、それこそが現代の個人社会の洗脳です。あなたはどうしたってあなたです。私もどうしたって私です。
だから、おまけに心揺らぐ人は、そういう人です。おまけに心揺らぐ人なんです。
そこんところを「自分の特性として受け入れる」ということを行うと生活の中での悩みが大幅に減ります。
自分はこういう特徴があるから、こんなときはこういう感情に気をつけよう、と考えることができたり、自分は考えないで行動してしまうから、自分と異なるタイプのアイツの意見をよく聞くようにしてみよう、とか、うちの社長は決断力がすごいから、俺はその判断材料を提示するのが仕事。それと社長はリスクがあってもバリバリいく派だから俺からはマイナスな部分も情報として伝えておこう。で、最終的には社長の判断を尊重しよう。とか考えたりできるようになります。
自分を理解することで自分がどのような行動をしたら良いのかが見えてきます。
そんな「自分理解」のお手伝いをするコンサルっちゅうものをやります。
売る側の視点に移ります。
売る側は、とにかく売れるからおまけを付けるわけですが、ここにはリスクがあります。
おまけにつられて買う人は、多くの場合「心揺らぎ買い」なのであなたのお客とは言えません。
なんとなくお得な気がして買っちゃったよ~、でも結局商品は使ってないんだよね。と言われます。
せっかく世のため人のために作った商品、一人でも多くの人に手にとってもらいたい
そう思うかもしれないけど、必要ない人に売ったところで、ただ単にお金が客からあなたに移動してくるだけ。
魅力的すぎるおまけを付けるだけであなたの商品は一気に陳腐なものに様変わりします。
感情マーケティングだ何だと言ってものを売るのは正義だ。金こそが善。とか思うのはご自由にどうぞ
ですが、そんなことばかりのこの消費社会。人の心はどんどん疲弊していきます。
感情に流されないために必要なのは「自分を見つけて受け入れる、自分を理解すること」です。
ちなみに、感情を動かされない約20%の人たちは「自分軸」で生きている人々です。自分がやりたいことに一生懸命なので人のことなんか、かまっちゃいません。
そこで、「あなたも自分に一生懸命生きなさい」なんて言う人が出現します。
でもそんな言葉に踊らされてはいけません。
あなたは「自分に一生懸命生きるのが苦手な他人軸な人」なんだから。