先日の土曜日、4/15(土)にYBCさん主催でセミナー講師をやらせていただきました。
セミナーの内容は
「レトロゲーム転売マニアクス」
私が転売を初めた最初の商材はゲームソフトです。
そこからゲームハードやDVD、CD等へ商材を広げていきました。
私の転売の起源はゲームです。テレビゲーム。
セミナー講師は何度かやらせていただいていますが、あれ?ゲームを題材にしたセミナーは今回が初めてでした。
どうしてこのテーマを題材にしなかったんだろう…と思うくらい、今回のセミナーは私が楽しませていただきました。
レトロゲームは転売の自由度が半端なく高い
レトロゲームって、なんでこんなに自由度が高いんだろう。
今回セミナーやって改めて思いました。
普通は新品、中古、そして中古のコンディションくらいしか売り方のバリエーションって考えないと思います。
ですが、ゲーム本体をマジで売ろうと思ったら、本気で売ろうと思ったら、かなりの選択肢があります。
何故かと言うと、ゲーム機本体って、1つじゃないからです。
今回のセミナーでは色々なことをお話したのですが、その中の重要なポイントの一つがそれでして、
「本体にはマイナーチェンジがある」っていうことがとても重要なんです。
自動車もそうですが、売れない車は特にマイナーチェンジも何もなく一型で終わってしまいますよね。
ですが、ず~っと残っている、作り続けられている車って言うのは、マイナーチェンジとフルモデルチェンジを繰り返しながら生産されます。
それってどういうことかというと、「クラウン」という車一つとっても、何年式でどのグレードなのか?が重要になってくるわけです。
車何乗ってんの~?
クラウンだよ~
へ~、何年式?
20年前のマジェスタ~
古っ!
とかなるわけですね。
ゲーム機も同じようにロングセラー品はモデルチェンジを何度もしながら生産されています。
知ってますか?同じようにみえるWiiの本体も、実はチョコチョコと中身は変わっているんですよ。
そして…
マニアはかゆいところに手が届く商品が欲しい
例えば、ケンメリのスカイラインを探している人に、鉄仮面のスカイラインを勧めても仕方ないですよね。
これは分かっていただけると思います。
実は、ゲーム機の中古市場の世界では、そんなことが日常的に起こっていたりします。
ネジコンというコントローラがあるのですが、
これは表面上は白と黒とがあるのですが、実は白には前期型と後期型(中期型)があります。
前期型はLRボタンが扇状に動くもので、中期型は真っ直ぐに押し込むように改良されています。
そして、後期型というのが実は黒のネジコンで、ブラックネジコンと呼ばれています。
これはさらに改良が施されたものになっていて、ネジコンとしてはこのブラックネジコンが完成形になります。
こちらが白→http://amzn.to/2nZ7RTk
こちらが黒→http://amzn.to/2nZ8i00
お値段もちゃんと黒のほうが高くなっていますね。(笑)
そう、黒いネジコンを探している人には白いネジコンは無意味なのですね。
ネジコン一つとってもこんな現象が起こっていますし、中身には大きな違いがあるんです。
でも、お店ではどちらもやっすく売っていたりします。
そしたら、白はおいてきて黒だけ仕入れるって訳です。
大手業者も、個人の転売業者さんも同じ、みんな見えていません。
レトロゲームの世界は、もうね、趣味の世界です。しかもマニアがたくさんいる世界。
業者さんはマニア層にはついていけません。個人の転売業者さんも中々細かいところは見ていません。
だから、今も昔もこれからも、レトロゲーム転売は全然いけます!!!
はっきり言って、みんな雑魚ですよ、雑魚。
ちょっと勉強したらみんなごぼう抜きできます。誰もやっていないこともちょっと勉強したら習得できますし、あっという間にごぼう抜きできます。
そんなのがレトロゲーム転売の世界ですね。
それに、自由度が半端なく高いです。
先ほどのネジコンの例をさらに発展させてみますが、
ネジコンには白と黒、そして新品と中古しかない場合は、4通りの売り方しかできないわけです。
白の新品、白の中古、黒の新品、黒の中古。
ですが、実際には白は2種類に分類できるので、こうなります。
前期の新品、前期の中古、中期の新品、中期の中古、後期の新品、後期の中古。
これですよ。これ。
よく見ると同じもの。でも実はちょっと違う。そこがマニアには重要、ってところがたくさんあります。
そこに目をつけることができたら、商売がちょっと面白くなる。
さっきの例では中古のコンディションは考慮していないんですよ。
だから、さらに4倍位のバリエーションができる。
他にも色々と細かいバリエーションは作れるし、もうね、レトロゲームの売り方って、無限にあるわけです。
その楽しさをこれからも伝えていきたいな、と強く思いました。