スネ夫式下剋上 優越の錯覚の力 ~テストステロン弱者の下剋手法~
こんにちは、佐藤です。
今回は、素質も能力も一番ないと思われる骨川さんちのスネ夫さんに焦点を当てています。
スネ夫式下剋上
スネ夫のことをどう思いますか?
カッコイイ?強い?素敵?運動ができる?勉強ができる?
そんな事ありませんよね。
スネ夫と言ったら
チビ、かっこよくない、ナルシスト、運動いまいち、勉強そこそこ、臆病、マザコン、嫌味なヤツ、虚言癖、自慢グセ・・・
手先は起用みたいですが、良いところはほとんど見当たりません。。。(笑)
スネ夫の詳細はWikiでご確認下さい。
そんなスネ夫さん
男性ホルモンであるテストステロンレベルで言うと、中の下くらいだと推測できます。
端的にいうと、素質的には社会的には成功しにくいタイプです。
ですが、スネ夫の将来は、貿易会社の社長さんになっています。
社会的にはバッチリ成功者の部類だと思います。
さて、スネ夫は素質がないのにどうやって貿易会社の社長さんという地位へ上り詰めたのでしょうか?というのが今回のテーマであります。
スネ夫にあったのは大きな大きな優越感
先ほど述べたとおり、スネ夫には強みがほとんどありません。
おそらく、個人的な能力や魅力という点では登場人物で一番低いのではないでしょうか?
のび太より背が低い、運動イマイチ、勉強も突出していない、
プラモデルを作ってはジャイアンに持っていかれる・・・
正確もあまり良くないですね。。。
正直言って、スネ夫本体には良いところはほとんど見当たりません。
ですが、そんな中、スネ夫のみが持っている、とても大きなモノがあります。
それは、「金持ち」という優越感です。
自分の力ではないのに、スネ夫は「金持ち」という優越感を持っています。
これって、自分の能力ではなくて家庭環境ですよね。(笑)
ですが、スネ夫はそこに圧倒的な優越感を持っています。
ここが大切なところです。
人は、必ず心のどこかに「他人よりも自分が優れていると思う何か」を持っています。容姿であったり、性格、持っているもの、運動能力、勉強能力、歌がうまい、酒がたくさん飲める、知識がある、雑学がある、面白いことが言える、いい車に乗っている、足が長い、声が良い、肌がきれい、英語の発音がいい、髪の毛が綺麗、などなど。。。
なんでも良いのですが、ほとんどの人は何かしらの優越感を持っています。
これがあるから、社会に出ても自己嫌悪に陥ることがなく、
明るく前向きに生きていくことが出来ているわけです。
優越感がない人は自己嫌悪の象徴です。自閉症やうつ病になる可能性がかなりあります。
人には何かしら他人よりも優れているものがあります。例えば年齢。人より1歳でも1ヶ月でも年上なら、それは優れたことと考えて大丈夫です。ご飯を食べるのが早い、牛乳を飲むのが早い、大食い、それも問題ないです。なんでも良いです。あなたは何かしら他人よりも優れているモノが必ずあります。それは必ず自分で知っておいたほうがいい情報です。なぜなら、それが人の心の安定に繋がるものだからです。
スネ夫が「ドラえもん」という番組中で唯一、優越感を感じることができたのが「金持ち」という素質だけでした。
えええ!?それって素質?って思いますよね。
そうです。スネちゃまの優越感は自分の能力的なものではなく、環境的素質です。
お父さんが成功者だっただけです。
ですが、
人が優越感を持つことに素質なんて必要ありません。
なんでもいいです。自分は人よりも優れている、という優越感を持つことは
非常に、そして、ものすごく大切なことです。
人は、何かしらの優越感を持つことによって自己肯定感を感じて幸せに生きていくことが出来ています。
スネ夫の場合は「金持ち」という環境だっただけです。
もしスネ夫がお金持ちではなく普通の家庭の子供だったらどうでしょうか?
ちょっと想像してみてください。
性格悪い、チビ、キツネ顔、運動できない、勉強そこそこ。。。
のび太よりも劣等感が沢山あると思うのは私だけではないと思います。
ですが、スネ夫は「お金持ち」という環境によって救われているわけです。
スネ夫から学ぶべきことは、どんなことでもいい、自分の能力でなくてもいいから、自己肯定感を満たしてくれる何かしらの優越を持ちましょう、ということです。
スネ夫は素質がないのに「貿易会社の社長さん」になることが出来ました。
テストステロンレベルは結構低い方だと思うのですが、結果的に「貿易会社の社長さん」になることが出来ています。それはおそらく「金持ち」という環境的素質が、スネ夫を社長さんレベルに引き上げてくれた、と言えるでしょう。
あなたも同じように「素質がなくても」何かを成功させることが出来ます。
大切なのは、優越の錯覚と自己肯定感です。
なんでも良いです。自分に酔いしれる事ができる何かを見つけましょう。
脳が快になるような優越感
これが、自己肯定に繋がり、自分自身を高めてくれるものとなります。
さて、錯覚と書きましたが、実は、脳は、現実と空想の区別が出来ません。
脳のその機能的部分は、「夢を叶える」ということに大きく関わっています。
という話は、後日に持ち越したいと思います。(笑)
楽しみにしていて下さい。
では、今回はここで終了させていただきます。
ご精読、誠にありがとうございました。
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